Marialeaf Blog
【訪問アロマケア】ホスピスでの20回目のケア|言葉と祈りを手にそえて

🌿ホスピス「みどりの杜病院」でのアロマボランティア|20回目の訪問
今日は、八女にあるホスピス「みどりの杜病院」へのアロマボランティアの日でした。
気づけばもう20回目の訪問になります。
午前中にケアをさせていただいた患者さまは4名。
静かに眠っている方もいれば、歌を歌っておしゃべりされる方もいて、
その時間は本当に楽しく、あたたかいひとときでした。
「もっとそこを強く押して〜」と、リクエストをくださる方もいらっしゃいました。
ある高齢の男性の患者さまは、お部屋に入ったとき、苦悶の表情を浮かべておられて
「足が痛い。何もすることないけん、ずっと足のことばかり考えてきつか」とぽつり。
足はパンパンに腫れていて、擦れて痛くないようにアロマオイルをたっぷり塗り、
そっと手を当て、祈るような気持ちで静かにケアをしていきました。
「気持ちよか〜」と言われたとき、わたしの心がほどけました。
それから少しずつ、
「昔はスイカば作りよったとよ。カラスのやつにいっぱい取られてな〜(笑)」
と、お話も笑顔も増えていきました。
あっという間にケアの時間は終わり、
帰り際、わたしに手を合わせてこう言ってくださいました。
「おかげで気が紛れて、ずいぶん楽になりました」
その謙虚なお言葉に、思わず涙がこぼれそうになりました。
わたしは何もしていません。
救われているのは、いつもわたしの方。
ありがたい気持ちで胸がいっぱいです。
この活動は、高速を飛ばして片道1時間。
体力的な負担もありますが、
どんなご褒美よりも尊いものを、私はいただいていると感じています。
これからも可能な限り、ずっと続けていきたい。
そしてもっと誰かのお役に立てる自分でありたいと、心から思います。
ちなみに、マリアリーフでは生徒さんと一緒に、
デイサービスでのボランティア活動も行なっています。
SMC行動医学療法やハンドケアをマスターしてくださった生徒さんと過ごす時間も、
宝石のような、大切なひとときです。
🌿ハンドケア仲間も募集中です。
もし気持ちが向いたら、どうぞご一緒くださいね。
(Instagram投稿:こちら)