Marialeaf Blog
【ボランティア日記10】救われる思いと感謝 〜 みどりの杜病院・ホスピスでのアロマ緩和ケア
毎月訪問させていただいている「みどりの杜病院」
今日も4名の患者さまにケアをさせていただき、とても貴重な体験をさせていただきました。
感謝と共に記録を残しておきます。
ケア前のルーティーンで、ホスピスに入る前には、必ずSMC行動医学療法によるエネルギー調整を行なうようにしています。
病院のエントランスに入ると『祭り』の飾りが飾ってありました。
患者さまが明るく過ごせるように、病院のスタッフの皆さまのお心遣いが素敵だなと思いました。
看護師さんに病室を案内していただきながら、お一人、お一人に20分ずつのケアをさせていただきました。
🌷お一人目
女性。前回に続き2回目のケアです。
足の浮腫があり、前回お会いした時よりも少しキツそうで目をつぶっていらっしゃいました。
足のアロマトリートメントをさせていただいている途中で、看護師さんが来られてお話をされていました。
ゆっくりとした口調でお気持ちを話されていて、看護師さんとの深い信頼関係ができているのだなと感じました。
看護師さんが「タバコ、吸っていいのよ」と優しく言われていましたが、今は吸いたくないし、吸いたくなったら吸いますと・・・。
今は何の制限もなく、とにかく患者さまが、心地よく過ごしてくださることが優先なのですよね。
患者さまが、私に気を遣われないように、私からお声かけすることはせず、ただ少しでも心と体が軽くなってくださるようにとタッチングケアをさせていただきました。
🌷お二人目
女性。お風呂上がりで爽やかにお過ごしでした。
足のアロマケアをさせていただいていると、『きもちがいぃ〜』っと言ってくださり、途中から、うとうとと眠ってしまわれました。
お肌が白くてスベスベで綺麗でした、
少しお肌がポロポロとむけるところがあって、更にスベスベになられました♪
🌷三人目
女性。便秘が辛いとのことでお腹をケアしてほしいとのご希望をいただきました。
お洋服の上から5分ほどケアをしていると、左下腹部がゴロゴロと動いている感じがありました。少しでも良い感じになっていただけるといいのだけど。
その後、腰が痛いとのことで、横になっていただき、SMC行動医学で調整したエネルギーの手で腰から背中をさすりました。少し楽になったとのことでした。
続いて、足のアロマケア。
痛みのせいでずっと苦悶の表情をされていましたが、そのうちに少しずつ表情が穏やかになっていかれました。
足先が冷たくなっていらっしゃったので、しばらく足先を手のひらで包み込んでいると、「暖かくて気持ちがいいです」と言ってくださいました。
帰る時にお声かけすると「あったまったね」と優しい笑顔を見せてださいました。
何だか、こちらの方が救われる気持ちになりました。
痛い体をゆだねてくださる患者さまに、こちらの方が感謝しかありません。
🌷四人目
男性。前回に続き2回目のケアになりました。
クーラーがあまり好きではないという事で、室温を28度設定にされていたので、「暑くないですか?」と私の方に気を使って下さいました。
気温の話やオリンピックについてなど、いろいろお話ししてくださって、とても紳士的で凛としていらっしゃいます。
病院での毎日に、こうしてほんの少しだけご一緒させていただく時間で、安らぎや楽しさを感じていただけていたらいいなと思いました。
病院のボランティアで過ごす、午前中の2時間の時間は、とても穏やかな時間で、私の人生にさまざまなことを教えてくださいます。
深く癒されて、救われているのは私の方。
心と体をゆだねてくださる患者さまに感謝しかありません。
私が生まれてきた役目や、私の魂は何を目指しているのか、気付かされる気もします。
このような機会を与えてくださる患者さま、みどり杜病院、スタッフの皆さまに今日も感謝が溢れました。
もっとお役に立てる存在になれるように精進して、仕事とボランティアと家族や友人と過ごす時間を大切にしていきたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます🙏💕
マリアリーフ
入江泰子