シニアハーバルセラピストクラスも着々と進み『第12回 内分泌系の植物療法』の時間を迎えました。
更年期障害のお勉強のところで冷えやしびれがあるときには、鎮静・鎮痙・通経作用があるサフランが良い・・・と学びます。
さっそく皆さんと一緒にサフランの試飲をしました💕
サフランはこーんなお花が咲いて、赤くて長いめしべが3本伸びています。

このめしべを集めて飲むのがサフランティーです。
なかなか綺麗な色をしています。

でも乾燥したサフランを1kg集めるためには、柱頭50万本(花にして16万個)が必要だそうです(^_^;) 林真一郎先生の『メディカルハーブの事典』によるとめしべ10本程度に熱湯150mlを注ぎ、5〜10分して服用すると書いてあります。
さっそく、生徒さまにめしべ10本を慎重に数えていただき、カップに入れてお湯を注ぎました。
するとこれはすごい‼️たった10本でも、どんどん色素が出てきて、濃い黄色になりました😳💕

この黄色の色素は、クチナシにも入っている水溶性のカロテノイド クロシン です。
クチナシのクロシンは、タクワンとか、栗きんとんなどの色付けでも使われるので馴染みがありますよね😍
さて、それでは試飲‼️ 皆さんと一緒に香りを嗅いで、ゴクリ!

ん?
むむ??
そのとき、みんなで顔を見合わせたので笑っちゃいました。
うーーん美味しい・・・っというわけでもないですねぇ。
そうですねぇ・・・・。
でも飲めないわけではないですねぇ。 ・・・
っという感じです。
しかし、これだけ色の主張あるということは鎮静・鎮痙・通経作用もなかなかな作用のはず!
一日3回服用するといいそうですよ!
更年期で悩んでいるみなさま。
1回10本のめしべで、1日3回のサフランティー🌿
ぜひ試してみられてくださいませ❤️
マリアリーフ
入江泰子