【報告】うつ予防とハーブ活用法 〜 マリらぼ Vol.22(2023/12/09)
毎月1回、マリアリーフ生と一緒にテーマを決めて勉強会をしています。
2月のマリアリーフらぼ(ハーブ研究会)では、うつ予防とハーブ活用法に焦点を当てました。
研究した内容を以下にまとめていますのでぜひご覧ください。
日本人の15人に1人はうつを経験
厚生労働省の発表によると、日本では15人に1人がうつ病の経験者とされ、特に中高年の自殺が増加しています。この課題に取り組むために、セロトニンの増加とハーブの効果的な利用について紹介します。
うつ病の原因とセロトニンの役割
うつ病の主な原因として、脳内の神経伝達物質「セロトニン」や「ノルアドレナリン」の不足が挙げられます。これらが不足すると、慢性的なストレスや疲労、イライラ、意欲低下、不眠などの症状が現れます。
日頃からストレスを溜めず、セロトニンを増やすことが重要です。
セロトニンを増やす11の方法
セロトニン不足を解消するための方法として、以下の11つのアプローチがあります。日常生活に取り入れやすい方法が数多くありますから、出来るだけたくさん取り入れて、うつ病予防をしていきましょう。
①朝日を浴びる。1日15〜30分日光を浴びることを意識するとよい
②朝食をとる
③腸内環境を整える
④リズミカルな運動をする
⑤深呼吸
⑥マッサージ
⑦瞑想
⑧湯船に浸かってリラックスする
⑨楽しくなくても笑顔を作る
脳が幸せだと錯覚してセロトニンを分泌する
⑩質の高い睡眠をとる
⑪セロトニンを増やす食品をとる
セロトニンを増やす食品
トリプトファンやビタミンB6が含まれる食品を摂ることで、セロトニンの増加が期待できます。大豆製品、赤身魚、肉、レバー、卵、ナッツ類、そば、乳製品、トマト、アボカドなどが挙げられます。
↓マリアリーフらぼに参加の皆さん。たくさんの資料を開いて研究中です
うつ予防に効果的なハーブ達
ハーブは様々な成分を含んでおり、多方向からホリスティックに働きかけます。
例として
①セントジョンズワート
うつ初期〜中期に有用
②パッションフラワー
アルカロイドが精神を安定させる
③レモンバーム
癒しリラックスさせる
④ダンデライオン
腸内環境を整える
⑤マルベリー
セロトニンと同じような働きをするGABAが含まれている
⑤ウスベニアオイ
美しい色が心に働きかける
などなど、たくさんあります。
スペシャルハーブブレンド作り
ハーブの効能や味、香りを考えながら、一人ずつそれぞれに、うつ予防になるハーブブレンドを作ってみました。
色も香りも味わいも、それぞれに違うものが完成しました。
全員のブレンドの中身を共有し、テイスティングもしました。
今回は、皆さん、いつもとは違う組み合わせに挑戦したらしく、新しい発見がありました。どれも、とっても美味しかったです♪
参加者のご感想
まとめ
今回は、うつをテーマに研究を進めてみましたが、日頃の生活の仕方やハーブの活用法がよくわかり、とても有意義な学びになりました。
どんどん人生の中に取り入れて、心も体も笑顔で健康になりましょう♪
▶︎次回、2月のテーマは
『女性ホルモンとメディカルハーブ』についてです。
お楽しみに♪